公益財団法人マンション管理センターの「活躍するマンション管理士~管理組合の多様なニーズに応えるパートナー~」の冊子版に選定掲載されました。
今回この冊子が発刊されるにあたり、公益財団法人マンション管理センターではマンション管理士を以下の言葉で表現しています。
「マンション管理は、そのマンションの管理組合が中心となって進めることになりますが、 マンション管理士は、管理組合をはじめとする管理関係者をサポートするため、区分所有者等だけでは対応が難しい、次のような業務を全国で担当しています。」
①管理規約の制定や改正、大規模修繕計画の作成や見直し修繕、積立金の改定、建物診断の サポートなど個別の業務をスポット的にサポートすること。
②管理組合の業務全般について、顧問となったり、 役員のなり手不足等の場合に外部管理者 や、監事などに就任して継続的にサポートすること。
③行政と連携して相談会などで管理関係者からの具体的な相談に応じること。
④行政からの要請に基づいて個別マンションの管理の実態把握を行うこと。
⑤管理計画認定手続の一環として認定基準を満たしているか判断する事前確認を行うこと。
「このように、マンション管理士は管理組合等や行政の多様なニーズに応え、管理関係者をサポートする重要な役割をになっています。 」
私は②の顧問業務を中心に、これら5項目の全てで活動しておりますが、マンションが抱える課題解決のパートナーとして、これからも管理組合の皆様に貢献できれば考えております。マンション管理センター通信に掲載された私の寄稿は2020年4月号ですので、コロナ禍の最中にあり、次号が休刊となったことを思い起こします。今回冊子版発行に当たり、私の寄稿が選定掲載されたことについて、大変うれしく感じており、今後のマンション管理士業務の励みとなります。
マンション管理は、これから高経年マンションの急増による建物設備等ハード面の課題と、居住する組合員の高齢化による管理運営等ソフト面の課題が顕在化していくと思われます。これらの課題に立ち向かう管理組合の皆様のパートナーとして、更に信頼いただけるマンション管理士になれるよう、日々自己研鑽に努めてまいりたいと思います。